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03

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フェリー1(連載2)

なかなか眠りに付く事が出来なかったので
タバコを吸おうと思い 再びデッキへと向かった。

相変わらず 冷たい風が強く吹き付けて来た。気を抜くと 体ごと飛ばされてしまいそうだ。

そこへ、1組のカップルが 手を繋いでやって来たが、
一歩 外に踏み出した瞬間、諦めて 船内へ戻ってしまった。
この風の強さでは ロマンチックどころでは なかったようだ。

タバコに 火を付けようとしても、ライターの火は かき消されてしまう。
何度も移動を繰り返し、風の当たらない場所を探した。

フェリーのデキッは
3階まであり、滑り止めの為に 人工芝が一面に敷かれていた。
所々が磨り減り コンクリートが むき出しになっている。
出入り口付近には ベンチがあり、床にボルトで 頑丈に固定されていた。
その頭上から 傘の付いた 薄暗い蛍光灯で 照らされていた。
何処となく、病院の喫煙所 のようだ。

デッキの最上階は、見晴らしが良い分、 吹き飛んでくる 海水の量も半端ではない。
空から 滝のような水しぶきが、床一面に 音を立てて 叩きつけられ
所々、深い水溜りを 作りだしていた。

スリッパのままで来た人達は、必ずその餌食となる。
濡れた方の 足のつま先を上げ、かかとで歩き 戻って行く。
その仕草は 誰もが同じで、それを見る度に 笑える。

比較的 風の弱い 階段の途中に 腰を降ろし、ライターを両手で囲いながら タバコに火を点ける。
しかし、タバコの火種はすぐに、フィルターの根元で来てしまった。
短くなったタバコを消すと、もう1本箱から取り出した。
そうこうしているうちに、すっかり体が冷え切ってしまったので、風呂に入る事にした。

ロビーに戻ると
さっき迄にぎやかに騒いでいた学生達も一人もいない。
壁に掛かっていた時計を見ると、既に1:00am時を回っている。
きっとみんな疲れて寝てしまったのだろう。
時間がとても早く感じられた。東京を出たのは、もう昨日の出来事になる。
「今は 海のどの辺りにいるのだろう?」

ベッドに戻り 洗面用具を取り出したものの、寝転んでしまったのが最後、
そこから先の記憶が暫くない。3時間ほど熟睡してしまったようだ。

出発の数日前、目的地までのルートについて、色々調べてみた。
一つは、お台場から出発して和歌山県の那智勝浦の到着時刻は朝の6:00am。
そこからバイクで 海岸沿いを走るコース。
もう一つは、四国まで行き13:00pm代の 別な船に乗り継ぎ 大阪港まで行く。
大阪港から 海南市までは 約1時間半ほどなので、
到着予定時刻は おおよそ14:00pm~15:00pmくらいと 計算していた。

那智勝浦での下船を選んだのは、目的地まで、少しでも早く着きたかったからで、
四国へ渡るコースよりも 4時間ほど 早く到着できる 計算だった。

「晴れていれば、那智勝浦から海南市まで、車で3~4時間!」
その助言を 鵜呑みにしていた事で、あとあと大変な事になった! 
3~4時間とは、車でゆっくり走った時の 白浜⇔海南間の距離に当たる。


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